
2025年04月06日
北海道機船漁業協同組合連合会内 一般社団法人北洋開発協会 原口聖二
[トランプ2.0 急減速が危惧される日本の対米ホタテ輸出]
昨年2024年、米国のホタテの輸入量は大幅に増加した。
輸入量が米国の生産量(むき身換算)を上回ったのは4年連続となった。

米国の自国生産量(むき身換算)は2023年の1万トンから、昨年2024年には6,700トンに減少している。
昨年2024年、米国市場へのホタテの総供給量において、記録上初めて、日本からの輸入(殻なし製品5,389トン)が米国国産(輸出を除く)より多くなった。
日本が第1位となり、米国、中国、カナダがそれに続いた。

米国からのホタテの輸出は、ドル高と生産の減少により国内にとどまる数量が増えたため、低水準にとどまっている。

今年2025年の米国の輸入量は、トランプ2.0以前、条件が同じ場合、金利と為替よって左右されるものと予想されていた。
ALPS処理水問題禁輸措置で中国の日本からのホタテ輸入は、2023年9月-2024年、ゼロとなっている。
中国禁輸措置以降、日本は、米国向け直接輸出を拡大させたが、2025年4月、大統領トランプが相互関税措置導入を発表、最大24%の追加関税により当該輸出の急減が危惧されている。